溶連菌の潜伏期間と感染経路について
スポンサードリンク
溶連菌感染症は、A群β溶血性連鎖球菌(略して溶連菌)
という細菌の感染によって起こる病気の総称です。
飛沫感染といって、咳やくしゃみ、
鼻水が飛び散り体内に入ることで感染します。
何でも口に入れてしまう乳幼児期にかかりやすく、感染力が強いので
兄弟内の感染は80%。児童館や保育園、幼稚園で蔓延します。
潜伏期間は2〜4日と長く、
この間に接触すれば感染してしまいます。
喉の痛みなどの症状がでても、
すぐには溶連菌感染症だとはわからないので
育児広場や保育園、幼稚園に来てしまう事も。
おもちゃの共有や、食べ物のまわし食べ、咳や鼻水で感染しますので
日ごろから、清潔を心がけ手洗いうがいを習慣づけましょう。
溶連菌感染症の始めは喉の痛みから始まり、
咽頭の腫れ、いちご舌、高熱が特徴です。
痛みも強く、吐きけや嘔吐、頭痛、腹痛、
ときには筋肉痛や関節痛が出ることも。
のどの炎症に関連して、首のリンパ節がはれたり、
中耳炎などを起こすこともあります。
昔は「ショウコウ熱」と呼ばれていて、強い毒素をもった溶連菌に感染すると
全身に発疹が出て死にいたる病気でした。
現在は、抗生物質の服用で3〜4日で症状が治まり
7日程度で完治します。
ひどい発疹が出た場合は、皮がむけることも。
ウィルス性の風邪とよく似た症状ですが、
菌の感染なので自然治癒はできず、
病院に受診して抗生物質を処方してもらう必要があります。
溶連菌感染症の場合、
処方された抗生物質の量や回数を守って服用することが大切です。
発熱や発疹がおさまっても、それで細菌が完全に体から消えたわけではありません。
処方された抗生物質を最後まできちんと指示どおりに飲むことが大切です。
症状が消えたからといって、自己判断で薬の飲み方を変えたり、
薬をやめたりしないようにしてください。
急性腎炎や、高熱と関節の痛みといった症状が出るリウマチ熱、
アレルギー性紫斑病などの合併症を起こす原因となります。
スポンサードリンク
わかっているけど、イライラする・・・。 | |
---|---|
育児ノイローゼとは、育児をしている人が、 ノイローゼになる事を言います。 お母さんの性格が例えば真面目で几帳面だったらなりやすいですし、 生活をしている環境によっても、育児ノイローゼになりやすいことはあるのです。 周囲の人によっても現れる人もいます。 | |
しつけの方法に悩む…。 | |
育児の中でもしつけを身に付けさせることはとても大切な事ですが、
なかなか大変なことでもあります。 育児の中でどうやってしつけをしていくのか、 それに悩む親はきっと多いと思います。 まず育児をする段階で、 基本的なしつけを小さいころから自然に身に付けてあげることはとても大切な事です。 | |
仕事との両立は出来るのかなぁ…。 | |
仕事と育児の両立を考えていくのなら、
一人で抱え込むのではなくて、手助けは必要です。 仕事をしながら出産をして、育てていくのなら、夫の協力は勿論ですが、 それだけでは無理ではないでしょうか。 両親や親しい親戚が、何かあったとき、いざと言うときに手助けしてくれる体制を考えておかないと、 なかなか仕事と育児の両立は難しいでしょう。 |
育児総合カテゴリ | 出産前/出産後 |
---|---|
知っておくべき育児休暇 | その他知っておくべき事 |
---|---|
|
溶連菌の潜伏期間と感染経路について関連ページ
- 「苺舌」って何?
- 苺舌(いちごした)とは、苺のように赤くてプツプツとした舌の事で 溶連菌感染や川崎病にみられる症状です。
- 舌のブツブツは何の症状?
- 子共の舌が赤く腫れてブツブツとしていたら、それは苺舌といわれる症状です。
- 検査キットの入手場所
- 医学的な知識のない人が、検査キットの結果だけを信じるのは危険です。
- 吐き気の症状
- 夜中に嘔吐するので救急外来に行ったら、ウィルス性胃腸炎ではなく溶連菌感染症だったというのはよく聞く話です。
- 溶連菌感染症の症状「発疹」
- 溶連菌感染による発疹の場合、抗生物質服用による副作用と思いこみ、保護者が自己判断で抗生物質の服薬を中止してしまう事があります。
- 潜伏期間について
- 溶連菌の潜伏期間は、48〜72時間です。感染力が強いので、家族内に溶連菌感染症がいる場合80%感染します。