アメリカ 育児休暇

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日本では育児休暇制度がある程度整っていますが、
アメリカの場合にはどうなのでしょうか。

どちらかといえばアメリカのほうが、育児休暇制度が整っているような気がしますが、
実際には、アメリカのほうが育児休暇制度は整っていないのが特徴です。

基本的にアメリカには、
産休や育児休暇などという社会的な制度はありません。

その代わりに女性に限ったことではなくて、ファミリーリーブと呼ばれる制度があって、
こちらの制度は男性も取得可能な制度で、育児に限らず、
家族に何かあった際に取得することができる休暇の制度があります。

この制度を育児休暇に当てることも勿論可能なのですが、
その際に給料の保証は一切ありません。

ですからアメリカでは、育児休暇をとっても勿論いいですが、
その間の収入はなくなりますから、働かなければいけない人は出産その日まで働いていて、
出産10日で仕事を再開した人もいるくらいです。

会社の福利厚生で産休を認可しているところもあるのですが、
普通分娩をした人で10日間、帝王切開した人で8週間となっていますし、
医師にそのことを書いてもらわなければいけないとなっています。

日本よりも制度が整っているように思えるアメリカの育児休暇ですが、
意外と制度は整っていないのです。

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